ホントにあった、ヤバい誤変換&タイプミス
どうもこんにちは、リスペクトでライター&エディターをしているTKRです。
文章の間違いにはいろいろな種類がありますが、「誤変換」ってタイピングして書いた文章特有のものですよね。手書きだったらそれは「誤解」ですもんね。
これまでいろいろな原稿やメール文を見てきましたが、たまに信じられない誤変換やタイプミスを見かけます。
ということで、今回は私が実際に目撃した(同僚から聞いた)印象的な誤変換&タイプミスを紹介したいと思います。
※写真はすべてイメージです。
極悪人ください
「ご確認ください」のタイプミスが生んだ誤変換メールです。
私の人脈ではご紹介しかねました。
すぐ変身願います!
私はヒーローだったようです。「!」の力強さがそれを証明しています。
相手は急いでいるようでしたが、ヒーローらしく落ち着いて「返信」しました。
ブラ汁の生産拠点
ある企業のグローバル展開について紹介する原稿で見かけた誤変換です。
いったい、どんな汁なんでしょう。「ブラジル」産のコーヒー的な何かでしょうか。
テッドが迫ってるからなる早で
今すぐ逃げろ。そういうことでしょう。クマのぬいぐるみに追われたらホラーです。
正しくは「デッド(デッドラインの略)」。〆切とか納期という意味で使います。
このときはけっこう急ぎました。もちろん逃げずに、タイプミスにもツッコまずに。
承知始末ぃあ
「承知しました」を急いでタイプしたようです。あまり承知してる感がありません。
でも始末されたくないので黙っておきました。
故人的にご連絡ください
絶命をご希望なのでしょうか。
いいやそんなわけはない、と「個人的」に電話しました。
私は元気です。
明日は討ち入りよろしくお願いします
「打ち入り」の前日に送られてきたメール。
プロジェクトの開始時に景気づけに飲むことを打ち入りと呼んだりします。
私は志士ではありませんし、部署には47人もいません。
休日前は酒体ですね
編集者として外部の専門家や著名人に寄稿を打診することがあります。
休日中にお返事いただくと即レスできないので、なるべく休日前は「避けたい」。
そんな教育指導をしていた場面で私が犯した誤変換です。
飲みに行きたい気持ちを抑えきれませんでした。
TKRさんチャックしてください
思わず股間を見下ろしました。固く閉ざされていました。焦りました。
もぞもぞしながら原稿を「チェック」しました。
転生の才能
何の原稿か忘れましたが、「天性」を「転生」と誤変換したようです。
がんばれば生まれ変われるんでしょうか。
この下人としては
何かの「原因」を伝えたかったみたいです。
「n」がひとつ足りないだけで溢れ出る、この『羅生門』感は何なのでしょう。
V系速報
正解は「部位計測法」。技術的な話題を扱う記事でした。
まるっきりターゲットが変わってしまいました。
吐いた唾まで持ってきてください
同僚が前職で配達業者さんに送ったというメール。
さすがはプロ、ちゃんと「配達場」まで持ってきてくれたそうです。
それにしても、彼にそんな趣味があるとは知りませんでした。
ハロウィンだから火葬も楽しそうですね!
社内チャットの何気ないやり取りから抜粋。
この会社にはハロウィン過激派が潜伏しているようです。
楽しむのは「仮装」だけにしてほしいです。
ちなみに弊社では業務と関係ないチャットもよく飛び交います。
実は、そういうところから新しいアイディアや取り組みが生まれたりします。
こちらで最期になります
編集を担当していた連載の最終回。
「最後」の納品物に添えられていたメッセージです。
安否確認の意味を込めてお礼メールをしたら、ふつうに返事が来てホッとしました。
先月の誤入金がまだのようです
同僚が前職で送ってしまった「御入金」が遅れていたお客さまへのメール。
実はそんなに催促してないんじゃ? と思われても仕方ないですね。
いや仕方なくないです。今すぐ振り込んでください。
火掻き棒を落としましょう
ダイエット商品のLP(ランディングページ)の原稿で見かけたタイプミス&誤変換です。
「痩せたきゃまずその手に持っている鉄の棒を捨てろ」ということでしょうか。
そんなことしても「皮下脂肪」は落ちません。
しっかり遂行しなければと思います
後輩新人ライターの日報より抜粋。「推敲」とするのが正しい部分でした。
が、文脈的には間違っていません。珍しいパターンです。
まとめ
以上、印象的な誤変換&タイプミスをサクッと紹介しました。
どんなに内容が素晴らしくても、文章が整っていたとしても、誤変換があると原稿全体のクオリティが下がったように見えてしまうものです。
リスペクトではダブルチェックをするのでクライアントにこんな原稿が渡ることはありませんが、誤変換くらいは初稿の段階で防ぎたいですね。もちろん原稿だけでなく、一度書いたメールも読み返しましょう。一言一句に責任を持つ。この意識、とても大事です。
ライターひいてはビジネスマンにとって、推敲は任務遂行に欠かせないってわけですね。