私たちは情報の体系化をいつも考えています。
ここで言う情報の体系化とは、世の中にある情報を収集、分類、再構築。個々の情報が役割を果たすためのパッケージにし、発信するということ。
私たちがそう考える理由は単純です。
情報本来の価値が生かされず、やさしい世の中になっていないからです。
現在、気になることはすぐに調べられ、ただ単に“情報を集める”という点ではとても便利です。しかし、情報を得る側は自らが集めた情報をふるいにかけ、求めていた情報を取捨選択。情報が足りなければまた収集を繰り返します。果たしてこれが、本当に便利と言えるでしょうか。突き詰めて考えると、欲しかった情報は得られていないと言えます。
例えば一つの木箱があったとします。
情報を調べてみると、人間国宝が作った木箱だとわかる場合もあれば、子供が母親のために作ったものだとわかる場合もあります。人間国宝の木箱であれば、素材や工法、期間といった基本的な情報から文化的価値の訴求、作者の歴史などを発信する必要があります。子供の木箱であれば、どのような思いで作ったか、どのような苦労があったかを中心に発信しなければいけません。
ただの木箱であればどのようなとらえ方もできますが、情報を調べることで「人間国宝の作品が欲しい人のために」「子供の母親のために」というように、伝えなくてはいけない内容と、届けなくてはいけない人が分かり、一人一人に合わせた情報の価値を発掘し、パッケージ化することができます。
情報の価値を大事にすることは、受け取る側の喜びにつながります。そのために、必要な情報の収集はもちろん、時代、時間、地域などさまざまな切り口で情報を整理。その上でインターネットや紙媒体、口コミなど情報を効果的に届けるための手法を考え、デザインや文章、システムなどクリエイティブを駆使し、心に響かせるための表現方法も考えます。
時には対象となる情報に価値が見つからない場合もありますが、その時は私たちが基準を設け、新たな情報価値を創り出します。
ビジネスパートナーを探したい方のために。
安くておいしい焼鳥屋を探している方のために。
そして、子供が作った木箱の情報を知りたい方のために。
それこそがリスペクトの夢であり、理念です。










